トラックセグメント
Track Segment
1 本のオーディオまたはビデオトラック内部で独立した名称、作品関係、機能を持つ子区間。組曲楽章、メドレー構成曲、セリフなど内部構造の表現に用いる。
詳細説明
トラック・セグメント(Track Segment)は、単一のオーディオまたはビデオトラック内部で識別可能な子区間で、組曲楽章、メドレー構成曲、セリフ、再現部、隠しコンテンツ、その他の構造を表す。包装と作品レベルで明確に存在する内部構成を、独立トラック番号を創作せずに記述できる。
物理トラック、ファイル、音楽段落は必ずしも 1 対 1 ではない。1 本の CD トラックに 5 曲のメドレーが連続収録され、1 つのデジタルファイルに組曲全体が入ることもある。逆に 1 作品が複数トラックに分割されることもある。Segment は記述階層であり、媒体上の索引を自動的に変えない。セグメントにはタイトル、開始・終了時刻、順序、作品作者、演奏者を持たせ、上位 track の録音・技術パラメータを継承できる。異なる段落が同一連続録音由来なら、各段ごとに独立ファイルのチェックサムを付与すべきでない。盤片が CD index やビデオ chapter を提供する場合、それらのナビゲーション点を時間根拠にできる。
Track Segment にはフォーマット横断の統一記述標準がない。CUE 表、CD サブインデックス、Matroska chapters、DVD chapters、データベース内部タイムコードはいずれも何らかのセグメントを表現できるが、構文と能力は異なる。ある体系から別体系へ変換すると名称、階層、精密境界が失われることがある。
分割には検証可能な根拠が必要である。包装が組曲楽章を明示列挙し、公式タイム表や可聴上明確な境界があるなら segment を支持できる。分析者が旋律変化を聞いただけで任意に切ると、主観的楽理分析をリリース構造と誤認する。